腸内細菌情報
このコーナーは、腸内細菌全般について、過去に新聞や学会誌等で報道された記事をもとに整理しました。
なお、Activerについては食品表示法上の制約があるために割愛させて頂きます。
下記の資料を基に腸内細菌とは何かを知る手がかりになれば幸いです。
腸内細菌について大気や土の中には、無数の細菌やウイルスが存在しており、わたしたち動植物は、これらの細菌やウイルスから身を守る術を身につけています。ある者は、体毛を生やし、ある者は、粘液で体を保護しています。
人はどうでしょうか。人は、皮膚の表面を約150菌種10⁵/c㎡の数の常在菌が層を成しており、常在菌は人の皮膚内から分泌される脂質を餌として弱酸性物質を産生し、皮膚表面を弱酸性に保ちながら、細菌やウイルスの侵入を防いでいます。
一方、体内とは、消化器官を取り除いた部分と皮膚表面から内側の間が体内となります。消化器管は、口~肛門までは、一本の消化管でつながっており、ちょうど「ミミズ」と同様の構造体であるために、体外の皮膚表面と同じように消化器官の内部も細菌やウイルスに曝されます。防御方法は、酸性のpHと腸内細菌が食べ物を分解する能力の他に、宿主との共栄共存するために体内に外敵を侵入させないように頑張っています。
最近少なくとも3か月間は下記1~3の症状があること 注:2015年5月に、新しい診断基準であるRome IV」が公表された。しかし国内の医療現場にはまだ浸透していない。
以下のなかから、2項目以上の症状にあてはまること。
a) 25%以上の頻度で、排便するときにいきむ。
b) 25%以上の頻度で,ウサギのフン状の便,またはかたい便が出る。
c) 25%以上の頻度で,排便したあとに残便感を感じる。
d) 25%以上の頻度で,排便するときに肛門につまった感じがある。
e) 25%以上の頻度で,排便するときに手でかきだしたり、骨盤外を圧迫したりといった介助をする。
f) 排便の回数が週に3回未満である。
2.下剤を使わないときに、軟便や液状便になることはまれである。
3.過敏性腸症候群の診断基準は満たしていない。
以下のなかから、2項目以上の症状にあてはまること。
a) 25%以上の頻度で、排便するときにいきむ。
b) 25%以上の頻度で,ウサギのフン状の便,またはかたい便が出る。
c) 25%以上の頻度で,排便したあとに残便感を感じる。
d) 25%以上の頻度で,排便するときに肛門につまった感じがある。
e) 25%以上の頻度で,排便するときに手でかきだしたり、骨盤外を圧迫したりといった介助をする。
f) 排便の回数が週に3回未満である。
2.下剤を使わないときに、軟便や液状便になることはまれである。
3.過敏性腸症候群の診断基準は満たしていない。